カワハギ用の柔らかい竿はアリ!?その理由と強いシチュエーションをまとめてみた!

カワハギ
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カワハギといえば、硬い竿が主流でした。
ですが、昨今柔らかい竿が人気となり、大会の表彰台に乗るような上級者でも好んで使う方もいます
ではカワハギに柔らかい竿はアリなのか、どんな竿がオススメなのか、まとめてみようと思います。

あくまで個人の主観で記載しております。
そんな考えもあるんだ、程度に読んでいただければと思います。

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カワハギに柔らかい竿はアリか?

注:破損済みの竿で曲げております

結論から書きますと、アリです
実は柔らかい竿は対応できる状況がある程度広く、オールマイティとも言えます。

では柔らかい竿が適している・苦手とする状況やシーズンはどんな時でしょうか?

柔らかい竿が適している状況・シーズンはいつ?

柔らかい竿は、意外と対応できる状況が広いです。
代表的な時期については以下になります。

  • シーズン初期(8月)に代表される捕食スピードの遅い時期
  • シーズン後期(1,2月)に訪れる、前日比急激な水温低下による低活性状況
  • また最盛期(10,11月)のある程度高活性な魚
  • 浅場~水深30m未満の水深

特に以下の状況で強いと思っています。

居食いや低活性の魚が多い

竹岡沖の居食いカワハギ

やはり居食いや低活性になると、目感度でアタリをとる釣りが強くなります。
要すれば手感度に出にくい違和感・アタリも目感度や穂先の柔らかさで出すことができるためです。

荒天時

強風や高波があると、どうしてもゼロテンを保ちにくくなります。
また誘いの幅も想定以上に動いてしまうため竿の柔らかさが助かる状況です。

オモリを置いた釣り

オモリを置いた釣りにも適しています。
もちろんゼロテンでアタリが見えやすい、ということもありますが中オモリなどを丁寧に操作することができることが強さになります。

苦手な状況・シーズンはいつ?

では柔らかい竿は万能なのかと聞かれればNOと答えます。
どうしても苦手な状況が出てきてしまうのでそれをまとめてみようと思います。

潮が早い・水深が深い(30m以深)

やはり柔らかい竿で一番苦手なのはこの状況です。
潮が早い・水深が深いと、アタリが出にくい(=ボケる)・合わせが利かない、となり魚が獲れない理由となってしまいます。
水深が深いだけならまだ対応できますが、潮まで被ってしまうとお手上げになってしまいます。

噛む魚が多い時

カチッと嚙む魚が多い時も苦手だと感じます。
要すれば、魚のほうが早くなり掛け遅れや1つ目の餌で勝負できないことになってしまいます。
こうなると硬めの竿、特にカーボントップの竿に軍配が上がると感じています。

キャストの釣り

早潮や水深が深い状況と同じですが、糸が斜めに入る分アタリが見えにくくなり苦手になることがあります。

釣り手の操作によってカバーはできますので致命的な欠点にはなりませんが、苦手な状況になりがちなのは間違えありません。

どんな人にオススメか

では柔らかいカワハギ竿はどんな人にオススメでしょうか。
ズバリ、1本目がオーソドックスな調子を持っていて2本目を探している人、です。

柔らかい竿は上記の通り、オーソドックス~硬い竿ではカバーできない魚に対応することができるためです。

ささき
ささき

初心者の方の1本目にも良いとは思います。
しかし柔らかい竿は仕掛けの操作感を身に着けるにはやや苦手な部分があり、しっかりカワハギ釣りを練習したいという方にはオーソドックス~硬めの竿をオススメしています

カワハギ竿の選び方・硬さごとの使い分けについては以下も参考にしてみてください。

オススメな柔らかいロッドとは

ではここからはオススメの柔らかいロッドをまとめてみようと思います。
実際にささきが使ってみての感想、および柔らかい竿の特性を活かせる、と現時点(2023年2月)で考える竿のため数が少なくて申し訳ないです。

ダイワ 極鋭カワハギAIR SF

やはり柔らかい竿といったらSFでしょう。
カワハギロッド=柔らかい、を世間に広めたのは極鋭カワハギRT SFだと思っています。

RT SFとRT ボトム

そんなRT SFの廉価版ロッドとして発売されたのがこの極鋭カワハギAIR SFです。
SF調子は残しつつ、手に取りやすい価格帯のためかなりの方がお持ちなのを釣り場でも見かけます。

穂先の柔らかさを使った絶妙な誘い、また穂先~穂持ちまで違和感なく曲がるため、しっかり乗せながら合わせることができます。

シマノ ステファーノXR M180

ささきも使っているステファーノXR M180です。
カーボントップにもかかわらず、適度な柔らかさを出せているいい調子だと思っています。

夏場の1枚はXR M180で

バッドにかけては硬さもあるため、水深が深い・潮が早い際もある程度の対応はできます。
もちろんカーボンならではの噛みアタリもしっかり出てる竿です。

特に強いのは、水深がある程度ある状況で魚が遅い時です。
メタルトップでは合わせ遅れてしまう・ボケてしまうがオーソドックスな調子だと弾いてしまう状況は、シーズンを通して発生します。

そんな時にこの竿を使うと、違和感なくアタリを作り出せると思っています。

まとめ

いかがでしょうか。
柔らかい竿は確かに強いです。
ただ状況に合わせ、適切に選択・利用してこそ最大限の良さが発揮できると思っています。
参考になりましたら幸いです。

ダイワの竿についてはコチラもご覧ください。

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