シマノから発売されている小型両軸リールとして、カワハギ・マルイカに最強にコスパがいいと感じる”ステファーノSS”について、4台フル稼働させているささきがインプレしてみたいと思います。
シマノ・ステファーノSSとは?
シマノのカワハギのシリーズである”ステファーノ”。
その中でも中価格帯のリールとして発売されているのが今回紹介する”ステファーノSS”です。
今回は冒頭記載の通り、カワハギ・マルイカには最強だと考えるステファーノSSについてインプレしてみたいと思います。
なおささきが使用しているのは左ハンドルモデルの”ステファーノSS101HG”となります。
ステファーノSS 種類とスペックは
ステファーノSSは番手としては1つ、100番台のみとなっており、左右巻きの計2タイプがあります。
ステファーノSSのスペックについては以下の通りです。
品番 | ギア比 | ドラグ(kg) | 自重(g) | 糸巻き量PE(号-m) | 最大巻上長(cm) |
100HG/101HG | 7.2 | 3 | 160 | 1-200,1.5-150,2-100 | 72 |
ステファーノSSの特徴は?使用感から解説
ではここから、実際に使用者であるささきだからわかる使用感から、ステファーノSSの特徴をまとめてみます。
耐久力がある!~HAGANEボディ・S A-RB・海水対応~
カワハギはクラッチのON・OFFをよくやる釣りです。
またキャストも行うためリールへの負担が大きい釣り物だと思っています。
ささきに関しては釣行回数も多く、かつ酷使をするためベアリングやギアの錆が一番の敵です。
しかしステファーノSSは、購入来5シーズン平均40釣行、4台を使いまわしているため各100釣行以上は使っている計算になります。
しかしギアの破損、クラッチの固着など致命的なトラブルは起きていません。
手になじむハンドル~S タービンハンドル~
ステファーノSSは小型のボディのためよく手になじみます。
その一助になっているのがSタービンハンドルです。
このハンドルにはとっかかりがあるおかげで、主に中指を使って操作をすることができます。
画像でも当たっているのがお分かりになると思いますが、クラッチのOFF・チョイ巻きを実現できます。
細かな作業をすることが多いのでかなり助かるハンドルです。
カワハギには欠かせないキャスト力もある!~SVS~
キャストする釣り物で一番のトラブルになるのはバックラッシュですよね。
それを極力抑えてくれる遠心ブレーキシステムがSVS(シマノバリアブルブレーキシステム)です。
上記はサイドカバーを開けると、上記のようにボタンのようなものがあります。
これを押し込むとオフ、上にあげるとオンとなり、オンにする数を多くすればブレーキも効く仕組みになっています。
カワハギでキャストが慣れていない場合は4つほどオンにしておき、慣れてくれば写真のように全部をオフにする運用をオススメします。
非常に軽量~自重160g~
本体自重が160gと、両軸リールとしてはかなり軽量な部類に入ります。
もちろん軽いだけではなく、ささきが利用するどのロッドにもバランス的には非常に合います
またタタキを多用するマルイカでは、この軽量さがたたいた後のゼロテンの作りやすさ=操作性を生みますし、合わせもシャープに決まるため強い武器になります。
スティーレSSとの違いは?
同じ価格帯には、汎用両軸リールとして知られる”スティーレSS”があります。
品番 | ギア比 | ドラグ(kg) | 自重(g) | 糸巻き量PE(号-m) | 最大巻上長(cm) |
150PG/151PG | 5.5 | 4.5 | 160 | 1.5-200m,2-150,3-100 | 55 |
150HG/151HG | 7.2 | 4 | 160 | 1.5-200m,2-150,3-100 | 72 |
スペック的にはハイギアタイプであればほぼステファーノSSと変わりません。
違いとしては、ドラグ力とハンドルになります。
スティーレSSを使ってないので100%ではありませんが、個人的にはステファーノSSのSタービンハンドルとバランスの良さを気に入っているので、カワハギをやるならステファーノSSかな、と思います。
”ステファーノSS”はどんな釣りにオススメ?
上記の通り、カワハギ・マルイカには非常にオススメです。
どんな釣りをメインでやるか、によって分かれてくるところではあります。
カワハギやマルイカを主にやる釣りの方であれば、間違いなくステファーノSSがオススメです。
一方他ライト系釣り物もやるんだ、という方は同じ価格帯にあるライト系最強リール”ベイゲーム”をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
軽量・剛性もあるステファーノSSは、特にカワハギ・マルイカに圧倒的にオススメのリールとなっています。
少しでも参考になりましたら幸いです。